吉夢通信一覧 お食事
本日の御造里
特別御料理
山の恵・海の恵そして母に感謝!!
本日の法事のお客様の特別御料理でございます。
本日は総料理長自らお刺身を切り、揚物を揚げてと気合が入っておりました。
↑ こちらは先附の平目の南蛮漬け・そら豆白和え・蕗の油味噌
蕗の油味噌は総料理長のお母様が作ってくれていたお料理で『おふくろの味』なのだとか。
この『おふくろの味』が若い板前さんに受け継がれていくんですかね。
↑ こちらは御造里 ※佐々木君撮影
昨日、竹を切りに行き、器を作りました。
竹の子から竹になったばかりの竹なので、竹が柔らかいです。
さし猪口も竹の器で統一。
ツマは大根・胡瓜・南瓜・人参・茗荷の五色です。
御造里は左より鮪・鯵・かんぱち・鰹・鯛でございます。
↑ こちらは焼物で淡竹海老真丈木の芽焼・きゃらぶき・姫皮
↑ こちらは揚物 こごみ・淡竹・山独活の天婦羅
↑こちらは中皿 白子産玉ねぎと上総牛ステーキ
↑ 淡竹・人参・蓮根・椎茸・三つ葉の五目ちらし寿司
椎茸はかつら剥きで、こちらは蔵本君が一生懸命薄く剥いておりました。
やっぱり大根みたいに硬くないので椎茸のかつら剥きは大変。
箸洗いや煮物など写真を撮れなかった御料理もございます。
季節の食材をふんだんに使ったお料理になりました。
山の恵・海の恵に感謝でございます。
※お料理の内容・器等は季節等により変更になります。
仕込みに3日間かかります。
土曜日に採りに行った蕗、ただ今真心込めて仕込み中!!
帰ってきてから蕗を洗って、食べやすい大きさにカット。
そこから一度茹でて茹で汁を捨てて休ませます。
日曜日、調味料で味付けてコトコト弱火で煮て行きます。
月曜日、さらにコトコト弱火で煮ています。
優しい栗原課長、落し蓋をとってくれました。
美味しい『きゃらぶき』が出来るまで、あとちょっと・・・。
最後に、たまり醤油と味醂で調整。
山育ちなのに、きゃらぶき作るのに3日間も掛かるなんて知らなかった。
こちらは太めの蕗を塩漬けにしています。
総料理長のお母様の知恵で蕗の剥いた皮(筋)を一緒に漬けておくと蕗の色が変わらないのだとか。
こちらは何のお料理になるのか楽しみ!!
※調理場には許可をもらって入っております。